ブルワーカーとは?
ブルワーカーとの出会いは、あなたと同じように(?)、今あるかわかりませんが(笑)、高校生の頃に読んでいた、少年ジャンプの裏表紙の広告。エキスパンダーやコロコロローラーとは異なり、様々な部位の筋肉を鍛えてくれる万能なトレーニングアイテムで、しかも、「アイソメトリック」という理論の筋肉トレーニングで一般的な筋トレよりも効果的だというニュアンスが書かれていたのを記憶しています。
少年漫画の裏表紙の広告の商品はなんだか、こころをくすぐる物が多く、しかし、一方で、効果は疑わしいものが多いということも、高校生にもなると十分認識している年頃です。睡眠学習機械なんて、その最たるものですよね(笑)。
年頃の少年にとって、人からどう見られるかというのは、というか、よく見られたいというのはすべての人にとっての共通の思いです。管理人も例外ではなく、人から良く見られたいという気持ちを抱きつつ、それが、筋肉をかっこよくつけるということが非常に魅力的に感じました。
ブルワーカーはどうやら、それが現実的にできそうだと確信した高校生時代の管理人は、貯金していたお年玉を取り崩し、購入したのです。
ブルワーカーがインチキ商品ではないと確信させてくれたキーワードこそ、「アイソメトリックトレーニング」なのです。
アイソメトリックトレーニングとは?
アイソメトリックトレーニングとは、一般にはあまり聞かれない言葉ですが、結論から言うと、重量をある物を動かしたりする動きではなく、動かないものに対して、力を込めるという筋力の使い方をするトレーニングです。
わかりやすくいうと、「絶対動かない壁」に手をあてて、「動かすぞ!」と思いっきり力を込めるという動きをするトレーニングです。
重いものを持ち上げる場合は、力のマックスポイントがせいぜい1-2秒で、それ以上になると、ダメだ持ち上がらない!、もしくは、よっしゃ、持ち上がった!という結論になります。
対して、アイソメトリックは、力のマックスを10秒程度継続する方法です。(※マックスではなく、7-8割のパワー注入を維持させるという手法もあり)
ブルワーカーのトレーニングのメリット
ブルワーカーのメリットは、器具自体が1m程で、1㎏はないくらいのコンパクトなものです。バネの反発力を利用した器具なので、鉄アレイやダンベルなどのように、重量は重くなく手軽に使えます。
コンパクトで、軽いという意味では、チューブには劣りますが、運動のバリエーションはブルワーカーの方が多様です。チューブトレーニングは、引っ張るというトレーニングにのみ適していますが、ブルワーカーは、引っ張りに加えて、押すトレーニングにも効果的です。
ひとつで様座なトレーニングが手軽にできるので、継続しやすいのが最大の魅力です。
効果
管理人の個人的な体験談ですが、大胸筋の発育には、つまり、胸板を厚くするのに特に効果が見えました。(数をやったからかな???)サラリーマンなら、服装はスーツが多いですが、胸板ががっしりしていると、スーツがびしっとキマるので、この点はかなりおすすめです。
ダイエット効果を狙うなら、太ももやおしりの筋肉を大きくして、基礎代謝を上げる方法が良いです。管理人の場合は、ブルワーカーでの太もものトレーニングのひとつである、屈伸運動で、やり方を間違えて、腰を痛めてしまい、慢性化させてしまったという苦い経験があります。
そのため、ブルワーカーでのダイエット効果は、特に感じていないのが正直なところですが、正しくやれば、太ももの筋肉がしっかり破壊され、破壊された筋組織が超回復によって、太くなるので、正しく無理なくやっていただく事をお祈りする次第です。
モモをまっすぐ、反動を使おうとすると腰がやられます。(←管理人の失敗例…)