ホエイプロテイン(WPC)とアイソレイトプロテイン(WPI)の違いとどちらを飲むべきか?

プロテイン

筋トレをはじめ、プロテインを飲みはじめ、プロテインの種類にこだわり始めた頃、アイソレイト(WPI)というのを目にして、価格が高いので…

お、プレミアムなプロテインなんだね!いいじゃん、これ飲んだら、筋肉が早くつきそう!

と安易な考えで、買って飲んでました。

ということで、結論からいうと、筋トレ始めたばかりの人は、ホエイプロテインアイソレイトではなく、ホエイプロテインで、まったくOKです。

但し、乳製品を飲んで、お腹がゴロゴロし、下してしまう乳糖不耐症の人はアイソレイトの方がよいです。

理由は、ホエイプロテインの方が安いし、筋トレの初心者にとっては、ホエイもアイソレイトも大して変わらないからです。(誤解を恐れずに言えば…)

ホエイプロテイン(WPC)とホエイプロテインアイソプレート(WPI)を比較すると、アイソレートの方が、カロリー、脂質、炭水化物が少ないという特徴はあるものの、筋トレ初心者にとっては、筋トレをしっかり継続する、正しいフォームで行うという方にフォーカスする方がいいのです。

それでは、ホエイプロテインとアイソレートプロテインの具体的な特徴を説明します。

ホエイプロテインコンセントレート(WPC)

正式には、ホエイプロテインコンセントレート(WPC)といいます。

W…ホエイ

P…プロテイン

C…コンセントレート

いわゆるプロテインは牛乳が原材料。

牛乳の成分の一部である、「乳清」をろ過するためにフィルターを膜処理した後に出来る液体を凝縮し、その凝縮した液体を乾燥させたのがWPCとなります。

この様にろ過されて出来た液体には、脂質および乳糖(ラクトース)としての炭水化物などの栄養分も含まれています。

ホエイプロテインアイソレート(WPI)

アイソレートは、ホエイプロテインコンセントレートをさらにろ過して、純度を高めた製品です。脂質と炭水化物を分離させています。

また、乳糖含有量も低くなり、乳糖不耐症の人にやさしい製品であるともいえます。

アイソレートのたんぱく質の純度は、ホエイプロテインコンセントレート(WPC)が、約80%に対し、約90%になります。

 

まとめ

筋トレの初心者のうちは、ホエイプロテインコンセントレート(WPC)で、まったくOKです。

WPCの方が安いのですが、WPIに劣っているというものではありません。繰り返しになりますが、わずかな成分の違いにこだわるより、筋トレ自体の質、食事の栄養バランスの質を上げることにまずは、集中しましょう。

理想の体に徐々に近づいてきたら、初めて、プロテインの質の向上を検討してみましょう。